農業インフルエンサー宮本が人参・唐芋農家「岩下農園」に行ってみた

農業インフルエンサー宮本が、人参・唐芋農家「岩下農園」に行ってみた

農業インフルエンサー宮本が人参・唐芋農家「岩下農園」に行ってみた

こんにちは。

農業インフルエンサーを目指してるHARVEST代表の宮本 健二郎です。

「農業王に俺はなる!」

 

私、宮本が熊本の農家さんにフォーカスし様々な農業・農家事情を皆様にお届けしたいと思います。

今回は菊池郡菊陽町におじゃましてみました。

 

菊陽町

菊陽町は阿蘇火山の近くに位置しており、

「黒ボク土」という火山灰がつもって出来た黒くてぼこぼこした土が広範囲に分布しています。

水性、透水性、通気性に優れたこの「黒ボク土」は、ニンジンの栽培に適しており、

色をさらに鮮やかにする効果があると言われています。

もう一つの理由は、『気温がニンジン栽培に適しているから』

菊陽町は阿蘇火山からの吹き下ろしの風が菊陽町付近で和らぎ

ニンジン栽培に適した気温・湿度に変化すると言われています。

そんな人参の産地としてで有名な菊陽町から本日は人参・唐芋農家さんのご紹介となります!

 

菊陽町の人参・唐芋農家、岩下さんに直撃インタビュー!!

岩下勇介

岩下 勇介(いわした ゆうすけ)さん(35歳)

菊陽中学、熊本農業高校を卒業後、熊本県立農業大学に行かれ農業の道でしっかり学ばれてます。

高校時代は野球に明け暮れてたそうで、今でも趣味で草野球を楽しまれてるそうです。

 

大学を卒業後、JA熊本果実連に勤務し山梨県で6年、熊本県で約6年務められました。

JA果実園では工場で勤務されておられたそうです。

 

現在、就農4年目!

 

では早速、岩下さんに色々農園事情や農産物の話を聞いてみましょ〜!!

 

JA果実連を退職し就農したキッカケ

当時、農業はしたくなかったので社会勉強の為に就職した

 

30歳の時、これから向こう30年会社務めをやっていくのかなと今後の事を考えた時に

家業も農業だし地域の事も考えて就農を決意しました。

 

農業で新規就農するという事は個人事業主として頑張らないといけないし

不安もあったが農業って面白いと感じました!

 

就農して農業って甘く無いなと初年度は痛感しましたね…

収量も全然出せず、収入が激減し嫁からえらい怒られましたね(笑)

 

その後毎年失敗と改善を繰り返し、

今年4年目にしてようやく形にできるようになりました!

 

農業の魅力、地域の魅力

農業やって人間関係のストレスはほとんどなくなりましたね~

夏は暑いし、冬は寒い…

ですが!!この自然いっぱいの中で農業をやってるとストレスフリーで気持ちがいいです!

なんだか健康になってる気がします(笑)

 

菊陽町は人参も唐芋も産地としてレベルがほんとうに高い!

地域のブランドに負けないように個人でも日々栽培のことに没頭しております

ご近所さんと品質をライバル視する事で自分が成長していけることを客観視できますね。

 

追求。追求。そしてさらなる追求!

現在就農4年目ということもあり、まだまだ未熟ですがもっともっと

おいしい人参・おいしい唐芋それを作る!それに限ります!

 

露地野菜って土が全てなんですよ、なので土作りを徹底し

品質をとにかく追求しいきたいですね。

お客さまの

「美味しかった~」

「また食べたい」

って笑顔で言ってもらえるのを目標にしたいです。

 

品質、美味しい農産物を作れば収益も必ず増えていくと信じて取り組んでます(笑)

まずは自分1人でどこまで追求できるかこれから面積の拡大、収量、品質の向上を目指します!

 

令和ショック!?コロナで感じた農業の重要性

 

これからの農業どうなっていくんでしょうね?

 

コロナの影響もありますし

こらから農業は注目されるんじゃないでしょうか?

 

1次産業って大事じゃないですか?

なので時代は巡る?って感じがします。

また後継者が少ない自分達の時代で新たな農業を創りあげていく必要がありますね。

素晴らしい農業の盛り上がりを実現させたい。

 

これからの農業の形も色々変化はあるんじゃないでしょうか

今までみたいにただ作るだけではなく、

HARVESTさんみたいに表現する事も農業の新しい取り組みとして面白いと思うし。

共に農業を発展させていきたいですね。

 

僕自信も今回コロナの影響で国産の農産品の重要性を再認識しました。

輸入が止まるって恐ろしいですよね…

今こそ我々の頑張り時じゃないでしょか!?

 

岩下農園のご紹介

今回3月の取材では唐芋(紅はるか・金時)の出荷時期でしたので

出荷前の唐芋の選別シーンをご紹介!

動画でご覧ください。

 

 

唐芋は収穫が9月ぐらいから始まりその後5ヶ月程芋蔵で熟成させるとのことです。

芋蔵の様子

貯蔵に適する場所は、温度が13~15℃、湿度が80%程度の場所で

光もなく真っ暗な暗所で徹底された管理をされておられます。

 

トラクターデカイ!!

ついついパシャリ♪

抜群のレトロオーラ感が漂います。

 

農産物のご紹介

菊陽人参の植え付け後の様子

人参は春、夏になるとトンネル栽培でやります。

冬に種まきする場合は寒さを凌ぐためのトンネルらしいです。

 

人参の品目は愛紅とTC711

特徴・火山灰道なので水分の持ちが

人参に適した黒ボク土、冠水施設も俵山などからきてて畑1枚にバルブがついてる。

素性がいい、品種改良により色、艶、味、すべてにおいて抜群です!

岩下家で人参作付面積はなんと7haもあるらしいです。

人参の赤ちゃんでまだ色も付いていないですが

こらからの成長が楽しみですね〜♪

 

 

唐芋

紅はるかは、ねっとり系のさつまいもで比較的新しい品種です

クリーミーな甘さなどが人気で、特に焼きいもにするとねっとりとしつつものどに詰まらない

滑らかな口上がり、そしてなんともいえない甘さがたまらないのだとか!

 

金時は上品な甘さと粉質の肉質が特徴の品種で、焼き芋をはじめ、天ぷらや大学芋など

揚げることで鳴門金時特有のほくほくとした食感を楽しめます。

岩下家の唐芋作付面積は4.5haらしいです。

 

その他、タバコの葉も少し生産されておられました。

 

見事な色、形の紅はるかですね〜

出荷用の状態を拝見させて頂きました。

 

※ちなみにお土産で頂いた(紅はるか・金時)2種類頂いたのですが

最高に美味しかったです〜!!

 

 

芋〜まいう〜!!

 

羨ましいぐらい恵まれた環境のもと素晴らしい芋を拝見させて頂きました。

人参は収穫時期ではない為、見れませんでしたが次回は人参も見せて頂きたいです。

 

岩下さん、ありがとうございました。

 

 

いかがだったでしょうか?

ひたむきに栽培を研究される岩下さんを見て作ることの楽しさや

大事な姿勢に気付かされました。

探究心旺盛に次世代の農業を考えていきたいです!

 

農業ってやっぱいいぃ〜!

 

今回もまた素晴らし農業と生産者と出会える事ができました。

今後も熊本から旬で明るい情報を紹介していきます!

 

農業インフルエンサー宮本 健二郎の冒険はまだまだ続く…

 

次回の農家さん突撃インタビューもお楽しみに〜♪