こんにちは!!
熊本の「リコピン貴公子」河野です。
前回の記事でここまで至る経緯や苗代(種まき)
の様子などお届けしましたが
今回は、低タンパク米(LGCソフト)とは??ということで
詳しい、機能性や食味などを紹介していきます!!
↓現在の苗の様子
LGCソフトとは、、、
通常のお米より難消化性タンパク質と呼ばれる
プロラミンを増やし、易消化性タンパク質と呼ばれるグルテリンを減少させたお米です。
難しい言葉が多いですが簡単に言うと
体内で消化されずに便として排出されるということです。
タンパク質が少なくカロリーコントロールを必要とされる
肝臓病患者の方などの食事療法として効果があると言われています。
お米のタンパク質には、消化しやすい易消化性と消化しにくい難消化性があり。
普通のお米の場合、易消化性が75%くらい、残り25%くらいが難消化性です。
「LGCソフト」は、この比率を変えて、易消化性が50~60%と少なくなっています。
つまり消化されずに排出される量が多い分だけ、体が摂取する量が少なくなるという意味で、「低タンパク米」なのです。
そして、易消化性タンパク質の主な成分がグルテリンで、これが少なくなるので「低グルテリン米」とも呼ばれています。
「LGCソフト」は、成人病(肝臓病、保存期慢性肝不全患者など)
の食事療法に対する解決策の一つとして開発されたお米です。
それまで一般的には食事制限が必要な患者さんは、1日の摂取タンパク質量
を食事療法で単純に量を減らすというものでした。しかし、
食事の量を減らすと基礎代謝を得るためのカロリーまで減ってしまい
自身の体内のタンパク質を燃焼し、かえって肝臓に負担になってしいます。
そこでお米の摂取タンパク量を減らし、十分なカロリー摂取
ができるお米が低タンパク米(LGCソフト)です。
↑低タンパク米(LGCソフト)
食味もこれまでの特殊米とは違い
もちもちとした食感であり美味しいです。
実際にこれまでの特殊米を購入して食べましたが
正直美味しくなくこれを毎日食べるとなると悲しくなりました。
この問題も解決できるのも
「LGCソフト」だと思うので
機能性と共に食味も追いかけて行きます。