農業インフルエンサー宮本が大葉農家「中原温室」に行ってみた

農業インフルエンサー宮本が、大葉農家「中原温室」に行ってみた

農業インフルエンサー宮本が大葉農家「中原温室」に行ってみた

こんにちは。

農業インフルエンサーを目指してるHARVEST代表の宮本 健二郎です。

「農業王に俺はなる!」

 

私、宮本が熊本の農家さんにフォーカスし様々な農業・農家事情を皆様にお届けしたいと思います。

今回は熊本市西区にある中原町におじゃましてみました。

 

中原町

中原町は熊本新港道路沿いにある小島や中島地区に隣接した農業地帯です。

今回はそこで農園法人を営まれている有限会社 中原温室様におじゃましました。

 

中原町の大葉・パセリ農家、作本さんに直撃インタビュー!!

有限会社 中原温室 専務取締役

作本 竜寛さん32歳)

城西中学校、九州学院高等学校を卒業後
東京農業者大学校に通われたとのことです。

 

東京の農業学校という事も含めスケール感もあるし農業に対する想いも感じます!

 

その後、

農業機械で有名な井関農機株式会社に就職され

大学卒業時に熊本に帰郷することを考えていたが、

農業人になる自分の見聞を広めるために機械屋であるISEKIさんに就職

関東圏で主に展示会の開催や企画、運営を3年に渡り経験を積まれたそうです。

 

東日本大震災のタイミングで熊本に帰郷

その後、父親が経営する中原温室に入社し

栽培者として従事していたが、現在は経営者として活躍されております。

 

早速、作本さんに色々農園事情や農産物の話を聞いてみましょ〜!!

 

熊本に帰郷し、脱サラから農業者としての歩み

10代後半の頃、社会人になるのを考えた時に

自分が何を選択すればより輝けるか、成功できるか

また、多くの収入を獲得できるかを想像していたそうです。

その中で、自分の知識や経験、実家が農業経営をやっている環境を含め

考えた時に思い浮かんだのが農業だった!

そこで農業をやるにあたり農業大学に通い、大手農業機械会社に勤めることで

必要な知識や経験をつける目的で上京したとのことです。

 

中原温室の成長と成功のカギ

現在、大葉が1.5haとパセリが3haの大きな施設園芸を営まれてますが

就農した時からこの規模でされていたのでしょうか??

6年前の入社時点では、大葉1ha、パセリ2haとそれぞれ栽培面積は少なく

効率化を図り少しずつではありますが面積の拡大に注力してきました。

規模拡大とともに内容の充実にも重きをおいています!

 

僕が几帳面のため

入社時に整理整頓と衛生管理を進めたのが最初の仕事ですかね(笑)

整理整頓をしたことで、余計な買い物を減らせ経費削減などが行えました。

同時に仕事をしているスタッフが働きやすくなり、

仕事の効率性も共に上がったことで農園が充実していき農園の拡大も可能になりました。

 

販売の極意を教えてください!

私の農園では信頼のあるバイヤーさんと共に販売しています。

その中で意識しているのは販売エリアや取引先への出荷量を制限することと

取引先からの依頼で栽培に着手する事で無理な販売せずに終年契約を少しずつ獲得してきました。

 

成果物の値決めは簡単そうでできないですよね…

確実に成長する為に、計画性が流石だなと感心しました。

 

事業承継中の苦悩、そして変化

以前の体制では遠慮したり意見を通さなかったりすることが多々あり苦労しました。

その後、自ら決定した取り組みで好転することも増え、

父に経営移行を志願したら父も尊重してくれて、経営権を私に託してくれました。

 

現在、お父様は阿蘇の方に別会社を作り、阿蘇パセリを栽培されておられます。

 

これからはどんな経営を目指していかれますか??

 

ゆくゆくは少数精鋭での経営や農園管理を目指しています。

これからは人手不足や人件費の高騰も起こり得るのでIT化や機械導入を視野に入れている。

個人としても栽培効率化を図っており成功できるマルチモデルを模索しています。

 

今後はグローバルGAP取得を進め、国内での外資系の会社にも販売していきたいと考えている。

 

多くのスタッフを抱える中原温室では効率化を図るため細かな工夫や仕組みが組み込まれている。

 

農業の後継者不足になるこれからの現状でできること

もともと日本で多い職業は農業ですよね。

たしかに農業従事者は減少していますが、

現在後継者でいる皆さんはそれなりの質や環境を持っていらっしゃると思うので

個々が努力して雇用を生み出していける経営者になればいいと僕は思います。

 

農業で雇用を生み出せるし企業として成り立っていけると信じ私は農業に向き合っています。

 

また、1世代で成功させられる程の枠が現在も残っている業界だと思います。

チャレンジをし続けられる業界で個性も発揮できることも農業の魅力ですね!

子供とも一緒にできる職業でもあり、家族みんなで苦楽と充実感を共有できる満足度ある職業です。

 

中原温室のご紹介とこだわり

大葉

70年以上の栽培歴があり、大葉のルーツである中国の種を代々自家採種してきた。
よって品種改良されたものよりも香りが強いのが特徴で希少である。

 

パセリ(グランドパセリ)

通常は冬野菜なので夏場に出荷ができないが

阿蘇の方(父親)でも栽培を行っているため安定出荷を行える。

 

 

いかがだったでしょうか?

西区ではとても有名な大葉農園の中原温室さんのご紹介でした。

しっかりとした考えと目的をもたれていて、未来を見据えられていることに感銘をうけました。

今回の撮影であらたに大葉のことやパセリのことも知ることができました。

また、農業法人の取り組みにも触れる機会ができ農業の未来が益々楽しみになりました。

 

そんな中原温室さんのHPはこちらです。是非ご覧ください♪

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https://nakahara-onshitsu.com/index.html

 

私自身今回の取材で沢山のことを学ぶことが出来たと思います。

明日からの農業活動をワクワクして取り組みたい気持ちになりました。

 

農業ってやっぱいいぃ〜!

 

今回もまた素晴らし農業と生産者と出会える事ができました。

今後も熊本から旬で明るい情報を紹介していきます!

 

農業インフルエンサー宮本 健二郎の冒険はまだまだ続く…

 

次回の農家さん突撃インタビューもお楽しみに〜♪