宮本 健二郎
生産物/アイコトマト・キャベツ・ネギ・米
就農のきっかけ
農業に携わりたいと思ったきっかけは、普通の社会人になるんだろうなと漠然と思っていた学生時代。高校を卒業した後、大学で経営学科を専攻し経営の魅力に触れ経営者になりたいと思った事がきっかけです。経営の勉強を進めるうちに在学中に実務レベルで学びたいと考え、実家が農家ということもあり、農家経営を経験できないか両親に相談したところ、畑を提供してもらいました。この経験を通して農業の楽しさ、農家経営の可能性を感じれたことが農業に就職する決め手となりました。
農業に対する想い
まずは生産者である自分自身が農作物を作る難しさと共に楽しさというものが作れば作るほど出てくるという部分があります。ハーベストという会社を立ち上げたのは、生産する楽しみを感じながら大切に育てた農産物を多くの人に食べて頂き、その味や品質、農作物の魅力を感じてもらいたいという想いからです。代表として、もちろん作る事は今まで以上に力を入れていきますが、販売方法や農産物の魅力を広める活動にも同等の熱量をもって取り組みたいと思っています。
これから農業者としてなりたい像
たくさんの種類、たくさんの量をつくるということが難しい場合には特定の種類やカテゴリーに特化した農作物の生産に取り組むことが大切だと感じます。私は父が作る農産物や農業に対する取り組みを尊敬しており、父の技術を継承しながらも自分なりのアレンジで野菜を育てたいと思っています。また、沢山の人に食べてもらい、当園が育てた野菜のファンになって頂けたら大変嬉しいです。これから新しい技術も出てくると思いますが、使える技術は出来る限り早く取り入れ常に最先端の農業をやっていきたいと思っています。
自分の生産物への想い
実家の農園では、30年間大玉トマトの生産を中心にやってきましたが、ある時に頂いたご注文がきっかけでアイコトマトの生産を始めました。いまでは精力的にアイコトマトの生産に取り組んでいます。糖度が高いもので10度を超えてくるものもあるので、その高い糖度をアベレージとして生産していくことと、購入されたお客様がまた食べたいと言って頂けるようなアイコトマトを目指しています。また、赤だけではなくカラフルなものの生産にも取り組み、トマト分野のプロフェッショナルとして認識して頂けるように励んでいきます。
HARVESTへの想い
ハーベストは自分が代表として、最初は5人から始まり現在9人(2019年3月時点)までメンバーが増えました。これからも、より多くの農業者と協力しあい、農産物を広める活動が農業全体に対して良い影響を与えることができればと思ってます。熊本で始まったハーベストの活動が全国の同じ志をもつ仲間が繋がりグループとして大きくなること、ひとつの県だけでなく日本国内や世界でも影響を与えるグループになることが目標です。今後も日本全国の農業への貢献を目指して頑張ります!
“農業王に俺はなる!”